クラシック音楽賞の受賞歴もあるフランスのチェロ奏者が15日夜、パリ北東の郊外パンタンの自宅前で強盗にナイフを突きつけられ、約1億7000万円の価値がある愛用のチェロを奪われた。

チェロ奏者のオフェリー・ガイヤールさんは楽器の写真を添えて「助けて! 今夜、愛用のチェロを盗まれました。暗い赤色のフライトケースに入っています」とフェイスブックに投稿した。

ガイヤールさんが警察に話した内容によると、強盗は携帯電話も引き渡すよう要求した後、徒歩で逃走したという。

フェイスブックへの投稿によると、このチェロはCIC銀行がガイヤールさんに貸し出しているもので、約130万ユーロ(約1億7000万円)の価値がある。伊ベネチアの最高峰クラスのチェロ職人マッテオ・ゴフリラーの息子で弦楽器職人のフランチェスコが手掛けた品だという。

ケースの中には19世紀のフランスの楽弓職人ジャン・ピエール・マリ・ペルソワ が手掛けたという愛用の弓も入っていた。