電磁波の説明を少し書きたいと思います。
電磁波とは電界と磁界が交互に発生しながら伝わっていく波の事です。
まず『電界』(電場とも言います)についてですが、電界とは電気的な力が作用する空間の事を言います。
電界は電荷の周りに発生します。
電荷とはプラスとマイナスの1つの粒の事です。
具体例をあげると、プラスチック製の下敷きをこすって髪の毛などにかざすと、静電気が毛を逆立てます。
静電気とは電荷が止まって動いていない状態の事です。
下敷きをこする事でプラスチックと髪の毛にそれぞれプラスとマイナスの電荷が貯まっていきます。
こうすることでプラスとマイナスが引き合い髪の毛が下敷きに吸い寄せられます。
電気が通っているところはどこにでも一定範囲で電界が発生します。
家電製品や電線の周辺も、感じられないだけで電界が発生しているのです。
また、電界は雷雲と地上の間にも発生します。
電界の単位はキロボルト/メーター(kV/m)、もしくはボルト/センチメーター(V/cm)という単位で表します。
下敷きと髪の毛をこすった時のように電気を帯びた状態を帯電しているといいます。
こうして帯電した物体を帯電体といいます。
通常プラスとマイナスの電気があると、この間に電圧が生じて「電界」ができます。
空に雷雲ができれば、雷雲と地面の間に「電界」が発生します。
電源プラグのコンセントが抜けていれば何も発生しませんがコンセントにプラグを差し込むとコードには「電圧」がかかり、その回りに「電界」が発生します。
すいません、どうもうまく説明できてませんかね。
ホームページなどでは分かりづらいかもしれませんが入門書には詳しく書いてあります。
できれば入門書を読んだ方がいいでしょう。
磁界についてはまた今度書こうと思います。