ヨーロッパの小さな国ルクセンブルクでは国内の公共交通機関を2019年夏から無料にする方針を示しました。
交通渋滞の緩和や大気汚染対策のためだそうです。
同じくヨーロッパの小国エストニアでは既に国内の大半の公共交通機関を無料にしているそうですが、全国無料となれば世界初という事になります。
ルクセンブルクでは金融業が発達しフランスなどの周辺国から自家用車で通勤する人が目立ち、首都の交通渋滞は極めて深刻になっています。
ベッテル首相の連立政権は10月に行われた議会選挙で渋滞解消や環境対策を主張してきました。
電車やバスが無料になるんでしょうか。
国内の色々な場所へ行けますね。
日本も無料にしてもらえるとありがたいです。
旅行などにかかる交通費が安く済みます。
まあ日本じゃ無理ですか。
ルクセンブルク一周できるんでしょうか無料で。
意味ないですけど。
国土は南北82キロ、東西57キロに渡っています。
神奈川県や佐賀県、沖縄県程度の広さだそうです。
だいぶ小さいですね。
これくらいなら無料にしても何とかなるかもしれません。
ルクセンブルクでは金融業だけでなく重工業も発展しています。
中立化以前のルクセンブルクは農業国でしたが重工業への外資の投下でルクセンブルクの経済を牽引してきました。
他にも、化学や繊維、自動車部品、プラスチックやゴムなどの分野でも実績があります。
他分野に比べれば第一次産業が見劣りすることは否めませんが、モーゼル川周辺は昔からワイン生産が盛んな地でありおいしい辛口白ワインが有名です。
隣のベルギーと同様チョコレート菓子が有名でオーバーバイス(オーバーワイス)は王家御用達です。
オーバーバイスとはチョコ菓子の店の事だそうです。
企業への税負担が極めて軽く外国資本による大規模な投資を呼び込むことに成功してきました。
欧州圏にビジネス展開しようとする世界企業にとっては魅力的な立地条件でしょう。
一人当たりのGDPでは世界首位の座を今も保っています。